コラム

【金咲束】投資家Vtuberが教える!資産運用鮫の巻!(二の巻)

資産運用鮫の巻

皆さん、こんかぶ〜📈ご無沙汰しています!

株式投資系Vtuberの金咲束(かねさきつかね)です。

前回のコラム見て貰えたでしょうか?

あのコラムを書いたあと、日経平均が急速に伸びて株式投資に興味が出てきた方も多いのでは…?( ̄▽ ̄)ニヤリッ

 

前回は『NISAの成り立ち』についてお話をしました。

資産運用鮫の巻
【金咲束】投資家Vtuberが教える!資産運用鮫の巻!(一の巻)は〜い、皆さんはじめまして! 株式投資系Vtuberの金咲 束(かねさき つかね)です! ブログ管理者の「月宮みやび」さんの...

そして今回は2024年より始まる「新NISA」についてどういったものなのかを、解説していこうと思います。

ボクのYouTubeチャンネルにて解説動画もあるので、そちらも合わせてみて貰えると嬉しいです。

[新NISA徹底解剖] ⇒ https://youtu.be/hkbizzDZ3CQ

NISA口座の作り方

NISA口座は金融商品を取り扱っている銀行や証券口座で開設することが出来ます。

ですが「1人につき1つしか開設できない」ことに注意が必要です。

三菱東京UFJ銀行でNISA口座開設 → SBI証券でNISA口座開設は出来ない

上記の場合、「三菱東京UFJ銀行」のNISA口座から、「SBI証券」にNISA口座の移管が必要で結構手続きがめんどくさい・・・(´・ω・`)

なので「どの金融機関でNISA口座を作るか」じっくり考えてから作りましょうね!

NISAの仕組み

前回、NISA口座での配当や売買利益は無税!

というお話はしましたが、そんなチートじみた制度に制限がないわけはなく・・・

現行法

一般NISA

年間120万円上限(保有期間5年)[個別株、投資信託など選択肢豊富]

積立NISA

年間40万円上限(保有期間20年)[国が指定した投資信託のみ投資可能]

このうちのどちらかを選択する。

となっています。

この保有期間を間近に控えたら、

  • 1度売却をして無税で利益を確定させる
  • 売却せず一般口座に移す(一般口座になったあとは各種税金発生)

のどちらかを選択をします。

というのが現行のNISAの説明。

では2024年から始まる新NISAはどうなるのでしょうか?

新NISA解説

1)保有期間

まずは保有期間ですが一般NISAは5年、積立NISAは20年というお話をしましたが

新NISAではその保有期間が無期限となります!

つまり、今までのように「期間が迫ったから売るか持ち続けるか」選択する必要が無くなる!

買ったら、持ちっぱなしでいいのは楽でいい♪

(楽というのは意外と重要)

2)一般、積立の統合

現行NISAでは「一般NISA」「積立NISA」から選択をして、その枠組みの中で投資をする必要がありましたが・・・

新NISAでは、その両方を使用することが出来ます。

年間投資額(保有限度額)が

現行NISA(生涯投資上限) 新NISA
一般NISA 年間120万円(600万円)  成長投資枠   240万円
積立NISA 年間40万円(800万円) つみたて投資枠 120万円
のいずれか 併用可能(合計360万円)

 

保有限度額1800万円(内成長投資枠は1200万円上限)となって、大幅なパワーアップとなりました。

さらに、保有上限1800万円というのも、「購入した時の金額」で計算してくれるので、「株価が上がって枠が無くなる」ということは無いので安心してくださいね。

3)NISA枠の復活

しかも、新NISAでは、株価が上がって売却したら投資枠の再利用が可能とのこと!!

無税で利益確定が出来て、さらに投資枠が復活・・・

そのお金で高配当株を買って無税・・・

株価が上がって無税利益確定・・・

のループが可能ということに!?

ちょいと分かりずらいかもなので例を出しておきますね〜

A社の株を「450円」で1,000株購入(45万円)

→株価が上昇「600円」になり、売却(60万円獲得+NISA枠45万円分復活)

という感じ。

今までは利益確定しても、枠が復活することは無かったから、個人的にはとても嬉しい♪

4)NISAの落とし穴

と、ここまでメリットを並べてきたけど、デメリットもちゃんとあるのを伝えておきます。

それは「NISA枠は損益通算が出来ない」ということ。

損益通算とは、NISA枠外で取引をした場合、利益に税金が掛かる→その後ほかの株で損切りをするとなった場合、「利益が出た分」と「損が出た分」で、税金を相殺することが可能なんですねぇ〜

ざっくりとした例を税金を20%として出しますね。

A社株で「10万円」の利益確定(利益8万円+税金2万円)

B社株で「5万円」の損切り(損失5万円)

→10万円(A株利益)-5万円(B株損失)=5万円利益(4万円利益+税金1万円)

上記の例だと、1万円分の税金が返ってくるというイメージをしてもらえればいいと思います。

・・・が、NISAは利益確定で税金が発生してない分、損失が出ても税金を相殺してくれないのです。

(そりゃそうか)

なので「どの株に投資をするか」というのがとても重要になってくるのです!

あとがき

ということで、2回に分けてお送りした「NISAについて」。

いかがだったでしょうか?

初めてのコラムということで大変でしたが、少しでも株に興味を持って貰えたら嬉しいです。

ボクのチャンネルでは、定期的にスクリーニング(株の銘柄探し)配信や、ゲーム配信などを行っていますので、チャンネル登録をして遊びに来てくれると嬉しいです。

Twitterやマシュマロ等での投資相談も受け付けていますので、お気軽に声をかけてくださいね♪

以上!金咲束がお送りしました!!バイバイ(^_^)/~~


文責:金咲 束(かねさき つかね)

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