あなたは何かを始めるときに、とりあえずやってみるタイプですか。
それとも、慎重に調べてから行動を起こすタイプですか。
筆者は前者のタイプで、機械などもかったら、とりあえず何も見ないで動かしてみることをしてしまいます。
機械慣れしているというのもあるんですが、頭より先に体が動いちゃうんですよね。
理論でわかっていても、実際に動けなければ使えませんし、その恩恵を受けることができません。
そういった大胆派か慎重派かといったものは、生きてきた環境によるのでしょう。
今回インタビューにご協力いただいた「霧雨なのは」さんは、どちらかというと大胆派の直感タイプ。
とにかく自分の感性を信じてやってみて、そこから理論体系を築き上げていくタイプだと筆者は見ています。
バ美肉学園内でも屈指の技術屋である「霧雨」さん。
一体、どのようなことを考えながら、創作活動などをしているのでしょうか。
インタビューから、どのような性質を持っているのか掘り下げていきたいと思います。
【霧雨なのはさんのTwitter等はこちらから】
Twitter:https://twitter.com/kirisamenanoha
youtube:https://onl.sc/x9xdgt8
インタビュー内容
バ美肉地雷系娘の「霧雨なのは」といいます。
普段は、APEXやモンハンなどゲーム配信や、VRChatでの歌枠をメインに活動しています。
活動開始は2021年の7月19日で、年齢は18歳、クリエイティブな事も好きで、最近ではアバター製作、VRChatワールド制作、VRトラッカー製作なども行っています。
二年ほど前に、カラオケのJOYSOUNDで【ギャル声】という機能を使ったのが、ボイチェンを始めたきっかけです。
そこから仲の良い先輩から「Vtuber、特にバ美肉」という文化を教えてもらい、自分も「ボイチェンバ美肉」を始めてみようと思いました。
絵が描けないので2Dの選択は無く、無償のVroidStudioを使って、先輩とアバター製作を始めて、今に至るといった感じです。
APEXやモンハンなど、ゲーム配信やVRChat自作ワールドでの歌枠、アバター製作、VRChatワールド制作、VRトラッカー製作などの作業配信を行っています。
また、3DVtuberに対しての配信環境支援を目的に活動しており、
- Unityでの3D配信方法の共有やVR機材の相談
- 設定等のサポート
- ワンオペ配信ができてオートカメラ有のVRChatワールドの製作
- 個人Vtuberでもフルトラッキングで表現力向上を目指せるように安価な下半身用トラッカーの製作・販売
も視野に入れて開発を行っています。
元々、3Dについての知識はありませんでしたが、3D配信やVRChatのアバターアップロード、ワールド制作でUnityを使用する内に、詳しくなったと思います。
ブログや動画だと、バージョンの関係で当てにならない場合も多く、海外掲示板や、Twitterを駆使して情報を収集しています。
また多い時では、数十回トライし、アドバイスを頂いたほうが早いこともあるので、Unityを熟知している有識者に聞くようにしています。
機材に関しては、聞いただけでは分からないので、とりあえず購入し自分で使ってみて良し悪しを決めています。
Unityの「Cinemachine」という機能です。
1つのカメラに対して、仮想カメラを複数設置することで低負荷を実現。
カメラワークを作ったり、アバターに追従して撮影することができます。
あまりワールドに組み込んでいる事例がないため、手探り状態で使用方法を確立していきました。
特に「VRC LIVE STAGE」というワールド制作時に、15のカット割り(カメラ切り替え)を3セット作りましたが、合計の仮想カメラが100個を超えてしまい、それぞれの位置調整や画角設定にかなり難儀しました。
おかげで、たくさんの人に遊びに来てもらい反響をいただけて満足しています。
自分アバターは、「女の子だったらこんな自分になりたいな」って思いを反映させながら、顔の造形や髪型を作っています。
他のアバターを制作する場合は、なるべく原案に近く表情や造形を行い、資料がない部分は、本人の意思を尊重します。
そのほかにも、こうであってほしいという気持ちも混ぜながら調整しています。
今後もゆるく活動を行い、チャンネル登録1,000人を目標に、活動を進めてまいりたいと思います。
また今年は3D配信用のデバイス開発や販売、3Dモデリング、創作物の販売等にも力を入れていきますので、応援のほど、よろしくお願いいたします。
【霧雨なのはさんのTwitter等はこちらから】
Twitter:https://twitter.com/kirisamenanoha
youtube:https://onl.sc/x9xdgt8
結論
今回はとことんまで調べなければ気が済まない、まさに直感の申し子である「霧雨なのは」さんにインタビューをしてきました。
カワイイ声を求めて、日本の文献だけはなく、英語などの海外文献にも目をとおし、それを実践する。
自分の直感を信じて文献を探し当て、試行錯誤する姿はまさに学者そのもの。
「霧雨」さんの、飽くなき探求精神がこのような高次元の領域まで登らせたのは、インタビューから感じ取れることでしょう。
その他にも、ステージ作成であったり、パーティクルの設定など、技術屋としての能力も人一倍ずば抜けている。
求めるものを見つけたら、重りを付けても止まらない研究意欲には脱帽以外の何物でもありません。
今後も、自身の欲求に忠実に技術力を磨いていってほしいと願うばかりです。
最後に今回のインタビューにご協力いただきました「霧雨なのは」さん。
本当にありがとうございました。
【霧雨なのはさんのTwitter等はこちらから】
Twitter:https://twitter.com/kirisamenanoha
youtube:https://onl.sc/x9xdgt8