人と仲良くなる時、あなたは性別を気にすることはありますか。
「男だから」「女だから」といって、仲良くなることを拒むことはありますか。
おそらく、この問いには「ない」と答える人が大半ではないでしょうか。
それでは質問を変えてみましょう。
あなたは「LGPTQ」と宣言している人との間に友情は発生するでしょうか。
この質問になると、「もちろんだ」と自信をもっていう人は少なくなるでしょう。
おそらく、一瞬考えて、ためらう時間が出てくるかもしれません。
今回Vtuberインタビューでお話をお聞きするのは、その「LGBTQ」を自ら公開している「恋ヶ窪あき」さん。
本人はこの「LGBTQ」のことについて、どのように考えているのか。
また、Vtuber活動にどのような影響があるのかを調べていきたいと思います。
【恋ヶ窪あきさんのTwitter等はこちらから】
Twitter:https://twitter.com/AkiKoigakubo
youtube:https://onl.sc/H6eb5vz
インタビュー内容
男の娘で、ママの「恋ヶ窪あき」といいます。
ママになろうと思ったきっかけは、声がお母さんに似ていたからです。
最近は妹に似てきました。
気づいたらなってました。
はじめは「カスタムキャスト」という、ドワンゴさんとS-courtさんが共同で出してる、スマホ用アプリを弄ってたことから始まりました。
スマホで3Dアバターを作成できて、キャラメイクできるというアプリで、その付属機能に、配信がついていたんですね。
当時としては真新しいアプリでしたが、あまり認知度はありませんでした。
その頃の僕は遊び感覚でアバターをいじったり、お芝居感覚で動画を作ってみたりしてました。
録画はほとんどスマホです。
PCもそれほど「いいもの」ではなかったので・・・
本格的にVTuber意識し始めたのが、一年くらい経った後です。
当時はまだVTuberは、気軽になれるものではなかったので、そんなに数はいませんでしたし、配信ソフトのOBSの存在も知りませんでした。
基本的にゲーム配信です。
それ以外の情報発信もしてたりはしますが、数字気にし始めると、やっぱりゲームに落ち着く感じです。
あんまり苦労した記憶がないんです。
急激に変えられるというものではないので。
変えられたとしても声って維持が難しいんです。
だから配信中しょっちゅう声が低くなったりします。
毎日徐々に軌道修正する感じでやってました。
今も継続中です。
ホラゲーは配信者の基礎ですね。
いちばんリアクションと、トークが問われるジャンルだと思ってます。
有名なVTuberさんが「バイオハザード7」で実況していたのもそうですし、ニコ生出身の配信者も、ホラゲーで有名になってます。
配信者の教科書的なものじゃないのかなと勝手に思ってます。だからVTuberさんはホラゲーから始めた方がいろいろ勉強になると思います。
実際にそうです。
心は、いちおう女子です。
活動していく上で困ったことはありません。
なんだ男かって冷や水浴びせられることはありますが、配信者ならだいたい嫌なコメントは、1つや2つ来るものだと思ってます。
ただ、一度だけ嫌なことがあって、それが「コラボするときは、VTuberは現実の性別をあらかじめ明記すべきだ」みたいなツイートがバズったんですね。
内実は女性が言い寄られるのを回避するため、だと思うんですが・・・
「え、それ言ったら僕だってそれなりに言い寄られますよ」
僕自身、体の性別はまだ男です。
バ美肉さんだって言い寄られることあるでしょう。
女性に限った話ではないのに、何故か現実の性別を踏み絵にする風潮が嫌でした。
せっかくVTuberは自由なコンテンツであるので、自由な空気感を大切にしていきたいです。
世界征服!
って言いたいところですが、まず1000人登録者数です。
ほぼ毎日配信してます!
とにかく配信見て楽しんで判断してください!
【恋ヶ窪あきさんのTwitter等はこちらから】
Twitter:https://twitter.com/AkiKoigakubo
youtube:https://onl.sc/H6eb5vz
結論
今回は「LGBTQ」をカミングアウトし、本当の自分らしさを前面に出して活動する「恋ヶ窪あき」さんにインタビューをしてきました。
実際にインタビューをしてみましたが、「LGBTQ」が特別な存在なのではなく、ただ単に考え方やとらえ方が、他の人と異なっているだけ。
ある意味、1つの個性であると筆者は感じられました。
性別?
そんなもの、どうだっていいじゃない。
必要になるのは公的機関での戸籍くらいでしょ?
そんな普段生きる世界で厳密に性別が必要になってくる場面って、そんなにありますか。
よーく、自分の記憶をたどって確かめてみてください。
ないですよね。
あくまでも「いやだ」と思うのは、あなた自身が「LGBTQ」に対して何も知らないから怖いんです。
だから拒否することによって、自分を守ろうとしているのではないでしょうか。
付き合ってみると、まったく違和感のない、1人の人間です。
そのことをしっかり知ってもらって、もっとこの世界が、万人にとって生きやすい世界になってくれればいいなと思います。
そう、バーチャル世界のように、性別なんて関係ない世界にね。
最後に今回のインタビューにご協力いただきました「恋ヶ窪あき」さん。
貴重なインタビュー、本当にありがとうございました。
【恋ヶ窪あきさんのTwitter等はこちらから】
Twitter:https://twitter.com/AkiKoigakubo
youtube:https://onl.sc/H6eb5vz