インタビュー

【早紅夜】古き良き伝統と現代の科学の融合。そこから生まれる化学反応とはいかに?

早紅夜

日本各地にはその土地でしか演奏されない楽器なんてものがあったりしますよね。

たとえば、沖縄の「三線(さんしん)」や「クーチョー」であったり、北海道の「トンコリ」や「ムックリ」なんてものがあります。

その中でも、今回注目していきたいのは「津軽三味線」。

青森県の西側でよく演奏されているこの「津軽三味線」ですが、調べてみると世界大会まで開かれている、由緒ある楽器だということがわかりました。

その津軽三味線と古くから歌われてきた民謡とを組み合わせて、布教にいそしんでいるVtuberさんがいるんです。

その人の名前は「早紅夜(さくや)」さん。

より多くの人に魅力を伝えようと、日夜Vtuberの活動を行っているようです。

そんな「早紅夜」さんに、津軽三味線の魅力について、またこれからの活動計画について、インタビューをとおして、聞いていこうと思います。

 

【早紅夜さんのTwitter等はこちらから】

Twitter:https://twitter.com/sakuya_shami

Youtube:https://www.youtube.com/@sakuya_shami

インタビュー内容

早紅夜さんの自己紹介

まずは自己紹介をお願いします。

津軽三味線・日本民謡を、バーチャル世界に広めるために活動している旅芸人のお狐VTuber、早紅夜(さくや)です!

早紅夜さんがVtuberになった理由

なぜVtuberになろうと思ったのか、教えてください。

元々Vtuberさんと、お仕事をさせていただいていた中で、「バーチャル界でのパフォーマンス」に将来性を感じたからです。

バーチャル界で「日本民謡・津軽三味線を活躍させられるのは私しか居ない!」という自負があったからでもあります。

早紅夜さんの普段の活動

普段の活動について教えてください。

毎週金曜日、18時30分から「ボカロ」や「アニソン」を「津軽三味線で弾いてみた」&「民謡声で歌ってみた」動画投稿。

毎週木曜日、15時から「お稽古配信」。

毎週金曜日、21時から「スナックさくや(雑談配信)」OPEN。

shorts動画は、完全不定期(だいたい2日おき)です。

早紅夜さんが思う津軽三味線の魅力

津軽三味線の魅力について教えてください。

腹の底に響く「タタキ」と「サワリ」。

細やかな表現から、激しい迫力まで出せる「音量」と「音域」と「指先のテクニック」。

そして即興アレンジで、今弾きたいメロディを奏でられる「民謡らしさ」。

そういった日本的な音楽性が、現代音楽にも通用するところが、津軽三味線の魅力です。

※タタキ:バチを叩きつけて演奏する奏法のこと

※サワリ:三味線の上部分にある金属パーツに弦が触れることで、共鳴してビリビリした音がでること

早紅夜さんが民謡を歌う上で気を付けていること

民謡を歌う上で気を付けていることは何ですか。

体調や、糸の張りに合わせた調(キー)の選定。

節回しについては、三味線につられないように、しっかりと意識して丁寧に節を入れることを気を付けています。

早紅夜さんの将来像

今後どんな配信者として活動していきたいですか。

Vtuber界で「三味線といえばこの人」、「津軽三味線&民謡界でVtuberといえばこの人」、と一目置かれる配信者になりたいです。

そのためにより多くの人に、三味線や民謡に親しんでもらえるような、エンタメや文化貢献を軸に活動していきたいです。

早紅夜さんからの宣伝

何か宣伝したいことがありましたら、お知らせください。

今年は「全国47都道府県のご当地Vtuberさん」と、民謡コラボをすることが目標です!

お住いの県の民謡歌みた動画が気になる方は、ぜひチャンネル登録をよろしくお願いします!

 

【早紅夜さんのTwitter等はこちらから】

Twitter:https://twitter.com/sakuya_shami

Youtube:https://www.youtube.com/@sakuya_shami

結論

今回は津軽三味線だけではなく、全国各地の民謡コラボも視野に入れた大掛かりなプロジェクトを考えている「早紅夜」さんにインタビューをしてきました。

津軽三味線や民謡は、見ている限りでは、そこまで難しそうには見えません。

しかし、実際に演奏したり歌ったりしてみると、微妙なさじ加減が難しく、その日の体調や気温、湿度にまで気を使わなければいけない。

そう考えると、とても繊細なものであり、一朝一夕では会得できるものでは、到底ないと感じました。

インタビュー外できいた話ですが、芸歴24年の「早紅夜」さんでも、いまだに三味線の調整には神経を使うとのことでした。

それほどまでに、繊細な楽器なのだということがよくわかります。

また、「早紅夜」さんは他の地方の民謡コラボも、実現したいとおっしゃっていました。

もしこの記事を読んでいるかたで、「私も民謡歌えるよー」という方がいましたら、ぜひとも「早紅夜」さんに直接連絡をしてみてください。

きっと、「早紅夜」さんであれば、喜んでコラボをしてくれることでしょう。

最後に今回のインタビューにご協力いただきました「早紅夜」さん。

本当にありがとうございました。

 

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Twitter:https://twitter.com/sakuya_shami

Youtube:https://www.youtube.com/@sakuya_shami

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