インタビュー

【薪へのこだわり】焚き火に適した木ってなに?「薪屋・えん」さんに直撃インタビュー

薪ラック

キャンプといえば夏というイメージが強い人はたくさんいるのではないでしょうか。

しかし、それは昔のイメージ。

キャンプ

夏もいいですが、実は秋になった今が一番気持ちのいい時期なんです!

夏のように虫が出てこず、気温も丁度良い。

そんな中で、紅葉を楽しみながら焚き火を囲み、優雅にキャンプ。

これこそまさに、最近のキャンパーの流行。

そんなキャンプの中でも、一番重要となってくるのが焚き火

焚き火

その焚き火に使用する薪ってなんでもいいと思っていませんか?

それ、完全に焚き火の醍醐味を逃しています

今回はネットでお知り合いになった「薪屋・えん」さんご協力の元、焚き火の薪について調査、インタビューをしてまいりました。

インタビューの中で焚き火以外にもアウトドアキャンプの魅力についてもお聞きしてきました。

そのことについても、今回ご紹介していきたいと思います。

焚き火に適した木は広葉樹

「薪屋・えん」さんのオーナーに焚き火の事の薪についてきいたところ、

焚き火の薪は針葉樹ではなくて広葉樹が絶対にいいんです!

と目を見開いて、筆者に力説をしてくれました。

「それはなぜか」と問いかけたところ、以下のように筆者に教えてくれました。

針葉樹の薪は確かに着火が早くて火をおこすにはもってこいです。

けれども、すぐに燃え尽きてしまい何回も薪を入れないと温かさを持続できないんです。

それだと、せっかくのゆったりしたキャンプが落ち着かないものになってしまいます。

なので、私は広葉樹、特に楢の薪や桜の薪をオススメしています。

広葉樹は着火こそ遅いですが、一度着火すると長時間燃え続けてくれる。

それ以外にも、針葉樹と比べて量が少なくても温かみを感じられる気がします。

使ってみてわかりましたが、明らかに広葉樹のほうが熱量が違うと感じています。

とお話していただきました。

また、楢と桜にこだわっている点について質問してみると、

やはり、楢の薪は定番で仕入れも簡単なのでよく使っています。

キャンパーで焚き火をする人だったら、大半の人が楢の薪というと思います。

次に桜の木なのですが、これは個人的な思い入れがあるんです。

桜の木って、燻製とかのチップに使うと香りがいいっていうじゃないですか。

薪でも同じことが言えて、焚き火をしているとほのかに甘い香りがしてくるんですよね。

私、その匂いが大好きで、普段の焚き火に癒しを追加したいときは桜の木でやったりもします。

ただ、桜の木ってなかなか仕入れる量が少ないので、ちょっとした贅沢なんですよね・・・

その分、温かみと香りについては申し分ないので、使ったことがない人がいたら、ぜひ使ってみてほしいです。

と嬉しそうに眉をひそめて語るオーナーさんがそこにはいました。

それを見ていて、「本当に焚き火が好きなんだなぁ」と心から感じました。

それと同時に、ある1つの事が疑問としてわいてきた。

仕入れってことは、自分たちでも販売しているのかな?

そこで筆者はオーナーさんに自身の疑問を問いかけてみました。

そうすると、オーナーさんは快く、

はい!自分たちで木から仕入れ、薪を作っていますよ。

と答えてくれました。

そして、続けざまに、

作業場もみたいですか?

と、おっしゃっていただいたので、遠慮なく現場も見させていただきました。

作業場見学 

実際に作業場を見せてもらうと、乾燥させている薪や、すでにできている薪割り台などが所狭しと置いてあった。

薪 薪つみ

あまりの薪の量ときれいに積まれた薪を見て、筆者は驚きを隠せなかった。

普段使っている薪がこんな形で製作されていることを・・・

作業場の薪を見ていてふと筆者は思った。

ホームセンターとこの作業場にある薪。

どんな違いがあるのだろうか・・・と。

思い切ってオーナーさんに聞いてみました。

すると、

ホームセンターで売っている薪は大体が含水率30%前後のもので、大きさも大きい。

でも、うちで乾燥させている薪は含まてれいる水分が20%を切るまで自然乾燥させます。

最初は35~40%くらい含水率があるので、乾燥するまでに時間がかかってしまうんです。

でも20%を切るようにすることによって、薪の性能を最大限に発揮させることができるんです。

また、大きさも焚き火をしやすい大きさに調整して作成しています。

と自慢げに語っていました。

販売用薪

その他にも、

結束の際にはホームセンターだとビニールテープなどで縛ってあります。

しかし、うちでは環境への配慮も考えて麻のひもを使っています。

麻なら自然のものですし、うまく裂いてしまえば着火用にも使えるので一挙両得なんですよ!

とおっしゃっていました。

環境への配慮も考えているオーナーさん。

自分たちだけが楽しいキャンプではなく、自然にも配慮した無駄のない薪製作をしているんだなぁと感心してしまいました。

今後の話

作業現場を見せてもらいながら、話をしていると、今後の話にも花が咲いた。

オーナーさん曰く今後は以下の事をできるよう計画していきたいとおっしゃっていました。

  • 今後は焚き火をとおして様々なアクティビティイベントを開催できるよう、計画を練っているとのこと。
  • 焚き火関連のアウトドアイベントを開催して、大人も子どもも気軽に楽しめ空間を作りたい。
  • 小さくてもいいから、販売している薪を活用したイベントを企画・運営して、アウトドアの楽しさを発信していきたい。

どれも今の段階ではまだまだ夢の段階らしいが、いずれは絶対に実行に移していきたいと意気込んでいた。

もし、イベントが開催されるとするならば、筆者もこの熱い思いに賛同して、参加していきたいと思う。

薪屋・えんさんについて

今回取材にご協力いただいた、「薪屋・えん」さんについては以下のとおり。

プロフィール

オーナー
  • 奥様と旦那様、お子さん1人の3人家族
  • オーナーさんの本業は福祉関係の仕事。
  • 「薪屋・えん」は副業として現在活動中。
  • 夫婦で協力して地元イベントにも積極的に参加をしている。

現在の活動について

現在活動している内容については、以下のとおり。

販売商品
  • 薪(楢・桜) 650円/1束
  • 薪バック 3,500円/1個
  • 薪割り台(ハンドル付き) 1,000~1,200円/1台
  • レンタル個人サウナ 日貸し:6,000円 1泊2日:8,000円

サウナ外観 サウナ内部

薪割り台については、本来の用途以外にも使えるよう厳選した木材を使用しているとのこと。

またバンドル部分はオーナーのハンドメイドで、こだわりである。

薪割台薪バッグ

詳細、お問合せにつきましては「薪屋・えん」のインスタグラムまでご連絡ください。

結論

今回ご協力いただきました「薪屋・えん」さんの取材を通してわかったことは、

  • 針葉樹よりも広葉樹のほうが火持ちが良く、温かみもある
  • 薪についても、使うものによってはヒーリング効果が期待できるものがある。
  • キャンプをするにも、自然を大切にし、自然と共に生きることが最近のキャンプなんだということ

ということが分かった。

それにしても、「薪屋・えん」さんの焚き火や薪、キャンプに対する愛情は並々ならぬものを感じた。

その熱量はまさに燃え盛る焚き火のごとくメラメラと熱い。

けれどもその熱さの中には「焚き火への愛」という優しい暖かさがあったと感じられた。

ぜひとも「薪屋・えん」さんには今後も自分たちの夢に向かって、大きく前進していっていただきたいと思います。

何はともあれ、今回は快く取材を受けいれていただきました「薪屋・えん」さん。

本当にありがとうございました。