インタビュー

【京野ロクロ】気の向くまま思うがまま。その気持ちを粘土に込めて、世界で1つの作品を!

京野ロクロ

あなたは、陶芸で皿やコップを作ったことがありますか。

筆者は幼少時代に、親が体験工房に連れて行ってくれて、粘土からこねて作った記憶が、おぼろげながらあります。

その時は、図工の時間みたいに自分の好きな形に皿を成形し、思うがままに作ったと記憶しています。

その形を見て陶芸担当の方から「いい出来だね」と褒めてもらって、一瞬は陶芸家の道もありかななんて思ったのは、当時の私が幼かったからでしょう。

しかし、今思えば陶芸作品で自分の心に思い描いたものを形にするという作業が、こうしてあなたに文章で語りかけることにつながっていると考えると、非常に良い体験を親はさせてくれたのだなと思います。

さて、話はそれましたが、今回インタビューに応じていただきましたのは、ご本人も陶芸をなさるというVtuberの「京野ロクロ」さん。

芸術家さんへのインタビューは初めてなので、いささか緊張はいたしますが、ここは1つ平常心をもって、インタビューをしていきたいと思います。

はたして、どんなお話が聞けるのでしょうか。

今から楽しみ半分、理解できるか心配なのが半分といったところです。

それでは、いってみましょう!

 

【京野ロクロさんのTwitter等はこちらから】

Twitter:https://twitter.com/kyono_696

Youtube:https://www.youtube.com/@kyono_696

インタビュー内容

京野ロクロさんの自己紹介

まずは自己紹介をお願いします。

ろくはろ~!

あなたの暮らしに京焼を!

魂の陶芸家Vtuber京野ロクロです!

古都京都の街で、ふわふわと漂っていたところ、師匠に拾われ陶芸家として師匠のお手伝いをさせていただいます!

見た目の可愛さと声の良さのギャップが売りの「クリエイター系Vtuber」として活動させていただいております!!

京都の魅力、焼き物の魅力をお伝えしていきたいと思っとります。

以後よろしゅうに~

京野ロクロさんがVtuberになった理由

なぜVtuberになろうと思ったのか、教えてください。

京都の焼き物を含む工芸は、日本文化の時代の最先端を生きていました。

今現在では、その魅力を知る人が少なくなってしまったので、これからの時代を牽引していく日本文化の最先端である「Vtuber」として活動していくことで、工芸の面白さを知ってもらいたいっ!

と思い活動を始めました。

京野ロクロさんの普段の活動

普段の活動について教えてください。

週に5日間。

だいたい23時頃から、Youtubeにてライブ配信させていただいています!

土曜日の夜は、固定で陶芸の実写配信にて、制作風景をお伝えしています!

「絵付け」という、うつわに絵を描く配信がメインですが、稀に形を作る成形の配信もあります!

本当にたまにしかしないので、見られた方は超ラッキーです!

その他には話題のゲームや雀魂・Fallguysなど参加型のゲーム配信をメインに活動させていただいています!

雀魂では、ときに闇の麻雀として、地味に嫌な罰ゲームをつけた回もあり、「リスナー対ロクロ」の熱い攻防が見られますよ!

京野ロクロさんが思う京焼の魅力

京焼の魅力について教えてください。

え、語っていいってことですか?!

まず、京焼というのは、何なのかからお伝えしましょう!

京焼、京都の焼き物のはじまりは、平安時代より前になります。

奈良の平城京より京都へ都を遷都するにあたり、京都という街を作らなければならなくなりました。

その街つくりの一環として、瓦屋根が必要となり、現在の京都市内で瓦が作り始められたのが、京都の焼き物の始まりと考えています。

土器を含めていくともっと時代を遡っていけますけども、焼き物の定義として、焼成温度(器を焼く温度)が何度で焼かれているで分けられているのですが、その中で土器と陶磁器が分けられているので、土器は含めずにお話ししますね!

それで、京都の街でやき(1hour later)という感じで、生産地であり消費地であった、京都では日本の文化が集約され、海外からの賓客からもたらされた最先端技術や美的センスをいち早く形にし、商品化していく必要があり、時代の流行の機微を捉え少量生産・分業制によるデザインや使用感の追求など、作り手の技量・センスが激しく求められる地となっていました。

そういう環境の中で、育った京焼は時代時代で様々な顔を持ち、時代背景やその器のデザインなどの魅力がすごいんですよね!

それで私が特に好きなのは、明治期の京焼で、これ時代は、世界でも様々な美術が評価されている時代として有名で、ミュシャやガレなどはみなさんも一度は聞いたことのある人達だと思います!(2hour later)

そんな明治の京焼は本当に、繊細で人の技とは思えない技法が使われています!

そこにはデザインを考える人と、実際につくる人との間で壮絶な戦いが繰り広げられ、その結果、至高の作品が生まれてきてるんですね!

職人と職人の鍔迫り合いが作品を通して見えるのが京焼の魅力ですかね!

京野ロクロさんが陶芸をするときに気を付けていること

陶芸をする際にこだわっているポイントについて教えてください。

こだわりとしては、古典と現代をうまくミックスすることと可愛らしさを忘れないことです!

伝統的な文様をいかに現代風にアレンジしていくかについて、常に考えています!

その中で、色使いや描き方で可愛く表現し、重厚感のある作品だけでなく可愛らしくPOPなテイストの作品を作る出すことは心がけていますね!

京野ロクロさんの将来像

これからどのようにして、陶芸の良さを伝えていきたいですか。

配信を通じて、まずは私を知ってもらって!

そこから陶芸の沼に引きずり込んで行きたいですね!

気軽に家庭でできる陶芸とかもご紹介しているのでご覧いただければ!

普段の配信でリスナーさんと楽しくプロレスするのが好きなので、楽しく掛け合いをしながら、焼き物のことを知ってもらえたら嬉しいですね!

京野ロクロさんからの宣伝

何か宣伝したいことがありましたら、お知らせください。

ここまでお話しさせていただいて。

「ほーん、で陶芸家としてどんなもんなん??」

と思われた方もおられるでしょう!

そんなあなたには、コチラを!

私の初配信ですね、コチラで簡単な略歴をお伝えしています!

ちなみに、某国王陛下の前で実演できるくらいの実力なんですよ?

また、「どんなもの作ってるの!?」と気になった方にはコチラを!

Boothにて作品を展示販売させて頂いてます!

https://kyono696.booth.pm/

たまーーに変な企画したりする私ですが、気さくに陽気に配信してますのでお気軽にごらんくださいね!

 

【京野ロクロさんのTwitter等はこちらから】

Twitter:https://twitter.com/kyono_696

Youtube:https://www.youtube.com/@kyono_696

結論

さて、今回インタビューをさせていただいたのは「京野ロクロ」さん。

自らも陶芸を行い、中でも京焼の魅力を世界中の人たちに伝えようと、自らも作品を作って広告塔になっているVtuberさんでした。

京焼と簡単にいってしまいますが、ここまでの形になるには、様々な歴史や出来事があって、それらを乗り越えたうえで、今の京焼がある。

伝統というものには歴史ありとはいいますが、本当に様々な歴史を経て、現在の形になっていると思うと、先人たちの苦労が今の私たちを魅了するのも納得がいきます。

これからは、京焼を見るたびに過去の職人たちの汗や努力の結晶を思い浮かべながら、現代の匠たちによって作られた至極の一品をみる。

そんな風に見方が変わってくることと筆者はかんじました。

これは京焼だけではなく、現代にあるすべてのものに言えることではないでしょうか。

先人たちが苦労し、苦しみながらも見つけ、開発し、使えるように形作ってきた、様々な桃やサービスなど。

その恩恵を受けて、今の私たちが便利に生活させてもらっている。

そのことを、再認識するいい機会になったのではないでしょうか。

そういう意味でも、今回の「京野」さんのインタビューは、非常に勉強させられた時間でした。

最後に今回のインタビューにご協力いただきました「京野ロクロ」さん。

ご協力、本当にありがとうございました。

 

【京野ロクロさんのTwitter等はこちらから】

Twitter:https://twitter.com/kyono_696

Youtube:https://www.youtube.com/@kyono_696

関連記事