皆さん、安田顕さんと言えば一番最初にどんなイメージを思い浮かべますか?
筆者はやはり「水曜どうでしょう」のOnちゃんを思い出してしまいます。

特に印象深いのは藤村ディレクターとミスターとの全国縦断甘いもの対決の回ですね。
それも、岩手県の小岩井牧場。
安田さん散る!!
あの回は今見ても面白いですし、何回みても笑えてしまいます。

そんなことをしていた安田顕さんですが、筆者がテレビを見なくなってから、俳優として全国区レベルになっているじゃないですか!
しかも、この秋放送の「PICU」の凄腕集中治療室医の役をやっているんですよ。
いやぁ、筆者の中で「水曜どうでしょう」のイメージしかなかったから、こんなカッコイイ役もできるんだと正直驚きです。
安田顕さんには失礼ですが・・・
そんな安田顕さん。
実際はどんな経歴の持ち主で、どんな役をやってきたのか。
個人的にしっかりと安田顕さんを知りたいと思い、今回の調査対象といたしました。
筆者の調査した結果をどうぞご覧ください。
経歴について
幼少時代
幼少時代の経歴についてはこちら。
- 母は、21歳の時に結婚し、生命保険の営業として忙しく働いていた。
- 『小学校から帰って来ても、母親は家にいない。僕はそれがさみしくて
電話をかけて「母ちゃん、さみしい」と言ったら「待ってろよ~」と言ってすぐに帰ってきてくれた』と当時精力的に働いていた母との思い出を明かしていた。 - さらに、自身の高校時代を振り返り「弁当だったんですが、母は忙しかったので、学校の購買で買って食べていたんです。」と語り、お弁当は羨ましかったものの、母親の忙しい姿からすぐに納得できたのだという。
- 室蘭栄高校を卒業している。
- そんな高校時代に経験したクリスマスの思い出について『雪の降る夜にカノジョの家の前の公衆電話から「映画を見に行こう」と電話しましたが、フラれました』と淡いエピソードを明かし、「帰りの雪が冷たかった…」といたいけな表情を浮かべながら話していた。
- 北海学園大学に進学し演劇研究会に所属していた。
- 大学受験で東京の大学を受験した際には、母親が『高くつく電車のチケットを取ってくれたり、お芝居でごはんが食べられない時は、自分が働いているお金で作ったへそくりから仕送りをしてくれたりしてくれていた』という。
- 一方の父親は我関せずな対応だったとも明かしている。
北海道時代の経歴
- 「TEAM NACS」は、大学時代に演劇サークルを通して知り合った安田顕・森崎博之・戸次重幸・大泉洋・音尾琢真の5名がメンバーの演劇ユニット。
- 2016年には結成20年を迎えたTEAM NACS。
- 舞台現場でメンバーと仕事する際の過ごし方については「話をしたくないときは、まったく話さなかったりすることもありますが、自分たちのモチベーションとしてTEAM NACSを続けていきたい」と明かした。
- TEAM NACSが唯一全員で出演する北海道ローカルの番組『ハナタレナックス』。
- 2016年2月には、全国版が放送され、当時の記者会見で「見て欲しくない!」
と言い放った。 - 他のメンバーもネガティブな発言を連発し、ネット上でファンから「会見でのコメント、面白すぎ」などの声が上がり、話題を呼んだ。
- 大泉洋らが出演し、北海道のローカル番組から成長した『水曜どうでしょう』に「準レギュラー」枠で出演していた。
- 「牛乳リバース」事件。
- 岩手県・小岩井農場で行われた「牛乳早飲み」企画に参戦。
- この企画は、チーム戦であり、牛乳早飲みが特技だったこともありハンデが設けられたが、1本約2秒の早さで飲み干しハンデを詰めていった。
- 結果的に大泉洋のチームに勝利したが、勝負後に安田顕が口を開けると鼻から牛乳が吹き出てきてしまった。
- その後再戦となった安田顕は、勝敗を悟り放心。
- 最終的に12本分・2.4リットルの牛乳を飲み干したが、体内にとどめておくことができず、鼻や口から大量に“リバース”してしまい「オレあんまりすごくないなぁ……」という名言を愕然とした表情で残していた。
- 『水曜どうでしょう』の企画「シェフ大泉 車内でクリスマス・パーティー」で、大泉洋が調理したエビチリを食した。
- しかし、その海老が半生の状態だったらしく安田は体調を崩してしまい、その後は好物の海老が一転、海老アレルギーになってしまった。
- 同番組での安田顕といえば、“onちゃん”のイメージが強い。
- なお、「onちゃん」とは北海道テレビのマスコットキャラクターで、安田顕はその“中の人”として扱われている。
- 安田顕が演じる“onちゃん”は泥酔状態のこともあり、共演者の愚痴をこぼしたりすることもあり、あまり良くないイメージをつけてしまった。
- 『水曜どうでしょう』の番組企画で、ポケバイや四輪駆動車を大破させるほど派手に転倒(無傷)したり、包茎手術に挑戦したりしている。
- そんな破天荒ぶりから、「平成の怪物」「奇跡を呼ぶ男」などの異名を持っている。
俳優としての経歴
- 2015年に放送された真木よう子が主演を務めるドラマ『問題のあるレストラン』に出演。
- このドラマは、パッとしない女たちがレストランを開き、仕事を通して人生を変えていく物語。安田顕はゲイのパティシエ・几ハイジ(おしまずき・はいじ)役を演じている。
- 同ドラマの記者会見に参加した安田顕は「41年間生きてきたなかで毎日着たことのない服を着ています。非常に幸せでございます」とコメント。
- また、田中たま子を演じる真木よう子は安田の美しさを絶賛し、画面に映った際は自分よりも綺麗で嫉妬すると語った。
- 草彅剛が主演を務めるドラマ『嘘の戦争』に出演してい。
- このドラマは、昔家族を殺されたものの証言を信用してもらえず詐欺師となった一ノ瀬浩一(草彅剛)が逆襲する物語。
- 一ノ瀬の復讐の対象人物・二科晃を演じている安田顕は、「晃はクールな弟(藤木直人が演じる隆)とは違って喜怒哀楽が激しい。見た目からわかる“バカ”ではなく、せりふから伝わるように」と役作りについて明かしていた。
- 長谷川博己主演のドラマ『小さな巨人』に出演。
- このドラマは、従来の警察ドラマとは異なり、より警察の“リアル”を描いた物語である。
- 芝署で勤務する刑事・渡部久志を演じた。]
- 2017年10月に放送されたサスペンスドラマ『白い刑事』で主演を務める安田顕。
- このドラマで安田は、凄腕弁護士から刑事に転身し事件を解決していく相良修平を演じている。
- 同役で着用する白スーツについて安田顕は「ついついシミをつけてしまって、衣装さんにはご迷惑をおかけしました(笑)」と明かし、主演を務める意気込みとしては「この年齢になって主役をいただけるのはすごくありがたいこと。」と語っていた。
- 「週刊少年ジャンプ」連載の同名漫画を実写化した映画『銀魂』に出演している。
- この映画は、江戸のパラレルワールドが舞台となっており、小栗旬扮する銀時が働く万事屋を中心に引き起こる事件を描いた物語。
- 鍛冶屋の“村田兄妹”の兄・鉄矢を演じ、妹・鉄子は早見あかりが演じている。[
- 他人の言うことを聞かず自分は大声で話すという個性的なキャラ・村田鉄矢という役柄について「原作でも描かれているようにとにかく大きな声をだすことを意識して演じましたが、いざやってみると結構難しかったです…」と役作りの難しさを明かし、さらに映画『銀魂』については「きっと面白い『銀魂』の世界が映像で繰り広げられると思います」と話していた。
- 2018年春に公開予定の映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』に出演。
- この映画で「榮倉奈々扮する奇行に走る変わった妻・ちえの夫・じゅん」を演じる。
- なお、共演は3回目になる榮倉奈々は夫婦役について「夫婦のように近い関係性は初めてだったのでやはり照れくさかったです」と明かし、安田顕も榮倉奈々について「今回久々に現場でお会いできて、嬉しかったです」と喜びの声をあげていた。
声優としての経歴
- スタジオジブリが製作した映画『千と千尋の神隠し』や『思い出のマーニー』に声優として起用されている。
- 映画『思い出のマーニー』の声優に決まった際には「本当に光栄に思います。
僕は10年に1度しかしゃべらない男の役どころでしたが、台本を読んで気合が入って眠れなくなりました(笑)。」とコメントしていた。 - 2016年4月に公開された映画『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』にも声で登場している。
- 同作は、謎の転校生・サキを契機にしんのすけらが悪夢の中から抜け出せなくなってしまうというストーリー。
- サキの父で研究者の貫庭玉夢彦の声を担当している。
- 吉瀬美智子らとともに声優に抜擢されたことに対し「お話しをいただき、とても嬉しく、長きにわたって子供たちに笑顔を与えてくれる作品に携わることができ、本当に光栄です。シナリオを拝見し、目頭が熱くなりました。笑いと感動の映画です。是非、ご覧ください。」とコメントしていた。
舞台俳優としての経歴
- 戸塚純貴が主演を務める舞台『スマートモテリーマン講座』に出演。
- 女性に対する“モテテク”を伝授する規格外の講師役を務める。
- 主演を務める戸塚純貴は、「つかみどころのないのが安田さんの魅力。いっぱい盗みたい」と目をキラキラさせながら語った。
- 『スマートモテリーマン講座』で披露する“モテテク”については「斜め上いくアドバイスばかりなので、実践ではまったく参考にならないかと(笑)。本当に笑える内容なので、この舞台で笑い納めをしてくれたら」とコメントしている。
CM出演の経歴
- 2016年に放送された自動車メーカーであるダイハツのCMに出演した。
- このCMで、絵画風に描かれた中世の賢者に扮し、白髭&白髪姿を披露している。
- さらに、この絵画風の賢者姿を自身のInstagramで公開。ファンからは「ぉぉぉぉお!言われなきゃ絵だと思ってしまうクオリティ!」「お肌の質感とか、本当に絵画のようですね!素敵~!」など、ほとんど絵画そのものに見えてしまうクオリティの高さに驚きのコメントが寄せられた。
家族との様子
- 2002年、学生時代から付き合っていた一般女性と結婚し、2004年には娘を授かっている。
- 『ぼくらの時代』に出演した際、結婚8年目の頃に妻から「ごめん、どうしても言いたいことがあるんだけど、正直何言ってるか分かんない」と言われたことを明かすと、共演していたムロツヨシと佐藤二朗は「8年目で!?」と反応し、驚いていた。
- 2014年時点で北海道に妻子を残し単身赴任していたため、妻と以下のような“誓約書”を交わしていたらしい。
- 〇靴は毎日磨く
〇空を毎日見上げる
〇極力禁煙する
〇親に連絡を入れる - しかし、これらはほとんど遵守されていないらしく「奥さんにしても娘にしても頭が上がらないです。感謝しかありません」と話していた。
- 2014年に『A-Studio』に出演した際、娘から絵をプレゼントされたと明かした。
- その絵の中心には「パパだよ~」と話す安田顕のイラストや、そばなどの安田の好物が描かれ、「今度、いっしょにカフェに行こうね」という娘からのメッセージも添えられていたという。
- これをもらった際、「娘が今何に興味があったり、何が楽しいということをちゃんと把握できてない自分が恥ずかしい」と感じたと明かしていた。
- 2017年4月、芦田愛菜が入学することで話題になった慶応義塾中等部の入学式の保護者席に出席。[出典6]
- 娘はとてもしっかりした性格らしく受験勉強も精力的に行なっていたという。
- そんな娘が『「私が20歳になったら一緒にお酒飲もうね」って言ってくれました。それだけはすごく覚えているんですよね。それまでは絶対に元気でいようと思っています』とトーク番組で明かすほど大切にしているようで、携帯の待受画像も娘の写真にしているらしい。
プロフィール

プロフィール
- 生年月日:1973年12月8日(48歳)
- 出生地:北海道 室蘭市
- 身長:173 cm
- 血液型:A型
- 職業:俳優・タレント・声優
- ジャンル:映画・テレビドラマ・バラエティ番組・舞台・CM
- 活動期間:1993年 –
- 配偶者:既婚(2002年 – )
- 著名な家族:安田史生(兄)
- 所属劇団:TEAM NACS(1996年 – )、OOPARTS(1993年 – 1998年)、upspeak
(1998年 – 2003年) - 事務所:CREATIVE OFFICE CUE(1993年 – )、アミューズ(2004年 – /業務提携)
主な作品
- たとえ世界が終わっても
- HK 変態仮面シリーズ
- 小川町セレナーデ
- 龍三と七人の子分たち
- 俳優 亀岡拓次
- 銀魂
- 家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
- 愛しのアイリーン
- 母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。
- 私はいったい、何と闘っているのか
- ハケンの品格
- ホタルノヒカリシリーズ
- 瞳
- ショムニ2013
- 問題のあるレストラン
- 下町ロケットシリーズ
- 嘘の戦争
- 小さな巨人
- 白衣の戦士!
- なつぞら
- 俺の話は長い
- アリバイ崩し承ります
- らせんの迷宮〜DNA科学捜査〜
- しもべえ
- 未来への10カウント
- 水曜どうでしょう
- ドラバラ鈴井の巣
- ハナタレナックス
結論
今回、安田顕さんについてしっかり調べてみると、家族思いで誠実な人だったんだなぁと感じさせられました。
また、俳優としてもビックネームの作品で着実に実力をつけて、全国区の演技をするようになったのが納得できる経歴でした。
たしかに、この経歴であれば今回の「PICU」で凄腕医師の配役も納得できますね。
それでもやっぱり筆者は、いつも楽しく笑いの絶えない安田顕さんが一番好きだなぁということも調査してみて感じました。
さすがに昔のように「水曜どうでしょう」はできないとは思いますが・・・
できることなら、また大泉さんや鈴井社長とバカ騒ぎをする姿が見たいなぁと思う筆者なのでした。
今後も安田顕さんには俳優としてもっともっと、活躍して、見る人を感動させてもらいたい。
そんな風に思います。