みなさん、覚えていますか?
WBC(ワールドベースボールクラシック)という、世界野球選手権のことを・・・
過去にはスーパースター・イチロー選手のサヨナラタイムリーで劇的な勝利をした2009年の試合とかがありましたね。
そのWBCが来年2023年に開催されます。

本来であれば2021年開催予定だったのですが、新型コロナウイルスの影響で延期。
それがずれて来年開催となりました。
それに伴い、野球日本代表「侍ジャパン」は10月4日、都内で記者会見を開いた。
そこで語られたのは、来春のWBCを見据えて強化試合を組むことを決定したということ。
この強化試合に選抜された選手は、実に半数以上の15人が初選出となる、非常にフレッシュな顔ぶれ。
果たして、今回のチームはどこまで行けるのか。
今回のWBCの見どころを、筆者の友人であり、野球に詳しい友人L氏に見どころ等を聞いてみました。
(ちなみに、友人Lは熱狂的なヤクルトファンです)
Contents
今回選出選手の見どころ
有識者L氏から聞き取りをしたところ、3人の注目選手を上げていた。
高橋 宏斗(中日)

レギュラーシーズンもあまり痛打を受けているイメージもなく、三振をバンバン取っているイメージがある。
また、若手ながらマウンド上でも闘志を燃やして登板している印象。
やや四球があるものの、そのあとの投球に安定感があるので、安心してみていられる。
国際試合の場面でも、持ち前のストレートを武器に、三振をバンバン取っていくのではないかと推測している。
この強化試合をとおして、今後のエースとして覚醒してくれることを期待している。
森浦 大輔(広島)

今後の広島で活躍できるかどうかを占う強化試合になると思う。
今年は広島でも安定的な中継ぎ登板をしており、強化試合でも持ち前の打たせて取るピッチングができるかがカギ。
変化球については、スライダー系を武器に相手のバットにかすらせるような投球をしているイメージ。
なので、痛打されないようにうまくかわしながら投球できれば、最高のセットアッパーとして活躍してくれるはず。
ただし、少々波が激しいところもあるので、大事な場面で悪い部分が出ないことを祈るばかりである。
佐藤 輝明(阪神)

持ち前のパワーと昨シーズンから技術的な面を強化したことにより、長打が打てるようになった。
ヒットの延長上にホームランがある感じで、状況に合わせて打てるのが魅力。
しかし、まだまだ三振率が高いのが玉にキズ。
今回の強化試合には、様々なバッターが参加している。
その練習の中で、様々な選手から自分の知らない技術を吸収してほしい。
そして、吸収したものを生かしてチームに得点をもたらしてほしい。
予想スターティングオーダー
有識者L氏の予想するスターティングオーダーは以下のとおり。
守備的布陣の場合
- 中堅手 塩見 泰隆(ヤクルト)
- 二塁手 山田 哲人(ヤクルト)
- 右翼手 近本 光司(阪神)
- 三塁手 村上 宗隆(ヤクルト)
- 左翼手 佐藤 輝明(阪神)
- 一塁手 岡本 和真(巨人)
- 遊撃手 源田 壮亮(西武)
- 捕 手 甲斐 拓也(ソフトバンク)
- 投 手
攻撃的布陣の場合
- 中堅手 塩見 泰隆(ヤクルト)
- 右翼手 西川 龍馬(広島)
- 二塁手 牧 秀悟(DeNA)
- 三塁手 村上 宗隆(ヤクルト)
- 左翼手 佐藤 輝明(阪神)
- 一塁手 岡本 和真(巨人)
- 捕 手 森 友哉(西武)
- 遊撃手 中野 拓夢(阪神)
- 投 手
強化試合選抜メンバー
今回の強化試合選抜メンバーに選ばれた選手は以下のとおり。
投手
- 佐々木朗希(ロッテ)
- 森浦大輔(広島)
- 高橋宏斗(中日)
- 大勢(巨人)
- 宮城大弥(オリックス)
- 伊藤大海(日本ハム)
- 森下暢仁(広島)
- 戸郷翔征(巨人)
- 今永昇太(DeNA)
- 山崎颯一郎(オリックス)
- 與座海人(西武)
- 高橋奎二(ヤクルト)
- 湯浅京己(阪神)
捕手
- 森友哉(西武)
- 甲斐拓也(ソフトバンク)
- 中村悠平(ヤクルト)
内野手
- 山田哲人(ヤクルト)
- 源田壮亮(西武)
- 牧秀悟(DeNA)
- 岡本和真(巨人)
- 中野拓夢(阪神)
- 村上宗隆(ヤクルト)
外野手
- 周東佑京(ソフトバンク)
- 近本光司(阪神)
- 佐藤輝明(阪神)
- 近藤健介(日本ハム)
- 塩見泰隆(ヤクルト)
- 西川龍馬(広島)
強化試合日程
強化試合日程については以下のとおり。
- 11月5日:日本ハム(開催場所:東京ドーム)
- 11月6日:巨人(開催場所:東京ドーム)
- 11月9日・10日:オーストラリア戦(札幌ドーム)
結論
今回のメンバーについては、指揮を執る栗山監督も
と強調していました。
また、試合に勝つこと、選手たちの特徴を生かすことなどをテーマに掲げて、
とも話していた。
意気込みからすると、非常に心強い言葉ではある。
しかし、簡単に行かないのが野球。
年々、参加するチームは能力が高くなってきており、一筋縄では勝てない状況になってきている。
そのことを考えると、いかに今回の強化練習試合が大切なものになってくるかがうかがえる。
ぜひとも選出された選手の皆さんには、日本の誇りを胸に秘めて、最高のプレイをしていただきたいと思います。