皆さんは自分が困ったときにはどのような対処方法をとっていますか?

知人や家族に相談したり、仕事の話であれば上司や同僚に相談することもあるでしょう。
しかし、だれにも相談できない内容だったとしたら・・・
占いという手段を知らないと、その時点で自分の中にしまい込んで苦しい思いをすることになりますよね。
しかし、占いという手段を知っていると、悩んでいる事柄に対してどう対処していけばいいかのヒントをもらうことができます。

占いというのは、胡散臭いものではないんですよ~
あくまでも相談者に寄り添って、肩に背負っている重い荷物を一緒になって整理してあげる。
そうして、歩きやすいように道するべを示してあげるのが占い師の役目なんですね。

自分で占いができたら、迷った時も悩まずに進んでいけますよね。
そこで筆者がオススメしたいのが、最もメジャーなタロットカードと最近メジャーになってきたルノルマンカード。
これらの違いについて2人の占い師に違いについて、今回はお聞きしていきたいと思います。
Contents
タロットとルノルマンの違い
タロットの特徴
タロットカードは基本的に
- 大アルカナカード 22枚
- 小アルカナカード 56枚
- 計 78枚
で1つのデッキとして構成されている。
カードの1枚1枚に象意(カードの意味)があり、その象意とカードから受ける印象を基に相談相手の内容に答えていくのが一般的。

また、カードのスプレット(配置方法)によって、様々な質問に対応することができる。
スプレットの数は基本的なものでも十数種類、個人作成のスプレットも含めると星の数ほどになる。
また、カードの正位置、逆位置によって意味が異なってくるので、1枚で2枚分の知識が必要となってくる。
そのため、覚えることが多いのが特徴。
ルノルマンの特徴
ルノルマンカードは基本的に
1デッキ 36枚
のみと、タロットカードの約半分くらいの枚数。
また、正位置、逆位置というものがなく、すべて正位置で意味を読み取るようになっています。
カードの意味は1枚につき1つ~3つ程度となっています。
カードの展開方法についても、数種類しかなく、ルノルマンカードのみで使われるスプレット「グランタブロー」が印象的。
また、現実世界にあるものばかりでカードが構成されており、意味合いも絵柄そのものを示していることが多いのでわかりやすい。
違いについて
①カードの枚数
「タロットカード」は大アルカナ、小アルカナ合わせて78枚。
「ルノルマンカード」は36枚。
比較するとタロットカードが2倍近くカードがあります。
それらの意味をすべて覚えるとなると、相当な時間がかかります。

②覚える意味の数がちがう
タロットカードは抽象的な意味合いが多い。
なので、はじめのうちは雰囲気をつかめないとなかなかカードを読んでいくのは難しいです。
加えて、正位置と逆位置で意味合いが異なります。
そこまで含むと、ルノルマンカードと比べて意味の数は4倍。

しかし、「ルノルマンカード」であれば見た目的にもわかりやすい絵が描いてあります。
そして、書いてある絵のとおりの意味であることが大半なので、初めてルノルマンカードを触る人でも直感的に占うことが可能なのである。

③占うときに使うカードの枚数が異なる
タロットカードは最悪1枚からでも、複雑な相談に対応することができます。
また、枚数が多くても自分でどこの場所のカードが何を示すのかを決めることで、より複雑な占いをすることが可能。

それに対して、ルノルマンカードでも1枚で占うことはできる。
しかし、タロットカードのように複雑な質問に対しては、適切に答えることが非常に困難。

基本的に複数枚での組み合わせによって、問題解決をするようにカードを読むようにできている。
どんな人なら使いこなせる?
タロットに向く人(月宮みやびの意見)
タロットカードに向く人の特徴としては以下のとおり。
- 抽象的な概念を理解できる人
- 理論的に物事を整理できる人
- 想像力が豊かな人
- 観察眼が鋭い人
- 大量の情報を目の前にしても動揺しない人
やはり、タロットカードの象意(意味)自体が抽象的です。
なので、抽象的なところから、自分の感性を信じて質問に対する答えを導き出せるかが重要。

また、1枚のカードの中にもキーワードやヒントになるシンボルがたくさんある。
それらを見逃さずにしっかり読み取れるか。
また、読み取った内容を相談されている内容に反映できるかどうかが大切になってきます。
そういう点から行くと、想像力がないとタロットカードで占うことは非常につらくなるでしょう。
しかし、想像力をフル回転させて読み込むことができれば、これほど心強い味方はいないと感じます。
ルノルマンに向く人(梓咲の意見)
ルノルマンカードに向く人の特徴は以下のとおり。
- 物事を正確に把握できる人
- ストーリーをしっかり構成できる人
- カードごとの区別をしっかり理解できる人
- 少ない内容をしっかり記憶できる人
- 物事をシンプルに考えられる人
カードで占いをするときは、文章を考えるようにしっかりと主語述語などをハッキリさせるとわかりやすい。

そのあたりはタロットカードとは異なる部分になると思います。
また、タロットカードと違って時期的なものをハッキリと見ることに長けています。
その点から行くと、時期を知りたいのであれば、ルノルマンカードを選ぶほうがいいでしょう。
あとは、ぼやっとした回答ではなく、はっきり答えが見えてくるので、相談者さんに「こうだよ」と断言して言えることが強みですかね。

やっぱり、相談される時って不安なので、しっかりとした回答が欲しいと思っているんですよね。
そこにズバッとカードからの回答を教えてあげると、相談した人からは「そこが知りたかった!」と言ってもらえます。

その時はやっててよかったなぁって思う瞬間ですね。
占い師紹介
月宮みやび(筆者)

- タロット暦2年(民間資格保持)
- ルノルマンカード暦1年(民間資格保持)
- その他各種占いの民間資格保有(九星気学、四柱推命、数秘術、手相等)
- 現在は算命学、つむぎ学を履修中
- 親族からの紹介でお客様のご相談に対応
- 地元イベントにも積極的に参加している
梓咲(あずさ)

- 夢占い暦20年越え(民間資格保持)
- 最近、ルノルマンカード、ルーン占いを独学で勉強中
- 西洋占星術、アストロダイスが気になっている
- 親族内の相談に対してのみ対応
結論
タロットカードとルノルマンカード。
どちらも同じカードではありますが、使い方も枚数も全く違うものでしたね。
しかしどちらにも共通して言えることは、「悩んでいる人を助けるため」に作られているということ。
元々遊びのためのカードだったのが、時代を経て人々の心を癒す道具に進化していった。

そう考えてみると、タロットカードもルノルマンカードも感慨深いものがありますね。
人に占ってもらって、自分の悩みを解決するのもいいものです。
ですが、自分自身で占い方を覚えて、自己解決できたらもっといいですよね。

自己解決できる観点からも、興味がわいた読者のかたは、これを機会にチャレンジしてみるのもありだと思います。
もし、やっていて悩みとかがあったら、遠慮なくこのブログのお問合せからご連絡ください。
できる限りのお助けはいたします。
それでは、読者さんの未来が明るいものであることを祈って・・・