今シーズン2022-23、Mリーグも開幕週を終え、筆者一押しの「KONAMI麻雀格闘俱楽部」は首位を独走中!

一昨日(10月11日)も、魔王寿人の大活躍により、なんとか首位をキープしております。
嫁の推しチームである「渋谷ABEMAS」「チーム雷電」も好調発信で上位に食い込んでおり、毎試合、目が離せない状態です。
さてさて、麻雀も含めてスポーツといえば、プレイヤーばかりに目が行きますが・・・
自宅で観戦するときに必ずと言っていいほど耳にするのが実況と解説。
Mリーグにも3人の公式実況がいらっしゃいます。

1人目は、小林美沙さん。2人目は、松嶋桃さん。
そして3人目が、今回記事の主役を飾る「日吉辰哉」さん。
日吉さんは2年目からの公式実況アナウンサー。
参入当初は正直、
なんて思っていましたが、聞いていくうちに夫婦ともども魅了され、今では
となってしまうほどの中毒性。
なぜ、こんなにも魅力的な実況をし、Mリーグを熱く盛り上げてくれるのだろうか。
今回の記事では、選手ではなくサポートする側の実況者。
日吉辰哉さんの実況の魅力について調査、考察していきたいと思います。
日吉辰哉、実況の魅力
日吉辰哉さんの実況。
やはり一番の魅力は何といっても麻雀にそぐわないほどの「熱量」ある実況ではないでしょうか。

比較対象として、公式実況の小林美沙さんや松嶋桃さんと比べてみると、その差は歴然。
お二方は大物手や役満手になると、やや興奮気味になるものの、通常時はできるだけ視聴者に現在の状況を伝えるように、淡々と実況をしていきます。
しかし、日吉さんの実況はお二人とは一線を画します。
まるで、試合会場で麻雀を打っているプレイヤーが憑依したかのような実況をしてみたり・・・
同じチームのメンバーや監督の気持ちが憑依したような実況をするんですね。
名づけるとするならば、「憑依型実況者」とでもいえばわかりやすいかもしれません。
もっとわかりやすく例えると、スポーツ実況を麻雀で聞いているかのような熱量を感じるんです。
例えば
など、数々の名(迷)を世に放ってきました。
もともと、日吉さんはスポーツ観戦が好き。
また、「日本麻雀連盟」所属の5段位のプレイヤー。(麻雀連盟の段位は9段まであります)
そのため、打っているプレイヤーの気持ちを代弁したりすることが自然とできるのではないかと考えられます。

だからこそ、熱くそして熱狂的に実況を行うのではないかと思います。
その熱量が、見ている視聴者の心を揺さぶり、ひいては麻雀という個人ゲームをスポーツのような感動的な舞台へと昇華させているのではないかと筆者は考えます。
とにかく熱く、感動的に。
実況という垣根を飛び越えて、1人のMリーグ視聴者として応援するような感じで話す日吉さん。
その実直でまじめなスタイルが、見る者の心を震わせている。
この実況こそ、これまで固定概念でついていた麻雀のイメージをガラリと覆す、救世主的麻雀実況ではないだろうか。
まぁ、ここまで日吉さんを持ち上げておいてなんなんですが・・・
日吉さん。よく実況中にかみます。

実況就任当初は「ABEMAプレミアム」がいえずに「あべみゃプレミアム」と言ってしまい、視聴者にいじられていました。
そんなカワイイ一面も持ち合わせている日吉さん。
そんな点も含めて、愛されるべき実況者なんではないでしょうか。
日吉名言集
日吉辰哉さんの名(迷)言実況については、以下の動画で確認できます。
日吉辰哉さんについて
日吉辰哉さんのプロフィール等については以下のとおり。

プロフィール
- 出身地:静岡県
- 生年月日:1976年4月11日(46歳)
- 血液型:AB型
- 浜松大学(現常葉大学)経営情報学部卒
- プロ入会:2005年
- 所属団体:日本プロ麻雀連盟(五段)
人物像について
- 日吉が静岡から上京した直後の2013年10月、日本プロ麻雀連盟(以下、「連盟」)は「夏目坂スタジオ」を開設し、配信が増加したため、新たな実況者を探していた。
- スタッフとしても働く連盟所属プロ・古橋崇志(日吉と同郷)が、連盟静岡支部で司会をすることがあった日吉を勧誘し、実況を始めた。
- 当時、連盟における実況第一人者は勝又健志であったが、勝又が連盟リーグ戦最高位である鳳凰位を獲得したのをきっかけに実況担当を外れたため、日吉が多くの配信で実況を担当するようになった。
- Mリーグ発足2年目の2019年シーズンから公式実況に就任し、独特の表現を駆使した熱血実況は、麻雀記事等で度々話題となっている。
- 2020年12月、声帯の不調の原因となっていた膿疱を切除する手術を行い、手術後1ヶ月間休養した。
- 2022年4月26日より麻雀格闘俱楽部EXTREMEに出演。
結論
今回はMリーグ公式実況者の日吉辰哉さんを調査、考察してきました。
日吉さんは実況に入る前、その日対戦するチームの選手たちに、事細かに取材をするそうです。
また、事前に直近の各団体での成績であったり、プライベートな面にも踏み込んでインタビューなどをしていると聞きました。
表舞台では熱く熱狂的な実況をしていますが、裏では知的かつ地道に下調べをしています。
それはやはり、1人1人の選手を大事に思うがゆえ。
さらには麻雀自体を盛り上げて、身近に感じてもらいたいと思う実直な気持ち。
そんな思いが日吉さんを動かしているのではないかと思います。

まじめで基本を忠実にこなすからこそ、あのような心震わせる実況ができる。
筆写はそのように考えます。
Mリーグはまだまだ始まったばかり。
3月のレギュラーシーズン、4月以降のセミファイナル、そしてファイナル。
選手にも注目ですが、それを支える実況者である燃える闘魂。
実況者・日吉辰哉からも目が離せません!!