ついに2022-23シーズンのMリーグも始まり、ついに毎日が熱戦の日々で熱々ですね!
そんな中、開幕した今シーズン。
開幕から試合はボルテージマックスになることばかり。
初日1試合目。
チーム雷電の「萩原聖人」選手が四暗刻の聴牌をとって、場を盛り上げた。
しかし、2試合目に更なる驚きが我々を待っていたのだ。
KONAMI麻雀格闘倶楽部の「伊達朱里紗」選手が、ツモり四暗刻を成就させてしまったのだ!

まさかの初日役満成就に、Twitterはもとより、番組を見ていた視聴者や実況・解説の人たちも大興奮。
もちろん、筆者夫妻も作業をしていた手を止めて、その動向を、一挙手一投足をドキドキしながら見つめていた。
ここまで人を魅了する伊達朱里紗選手。
一体どんな経歴をたどった麻雀選手なのか。
今回は伊達朱里紗選手について、いろいろと調査・考察をしていきたいと思います!
伊達朱里紗の魅力は勝負所での見極め
伊達朱里紗選手の魅力。
それは、
- 勝負するところではしっかりと自分の意志を貫く。
- 引かなければならないところでは、自分を抑えて守りに入る。
という、押し引きに対するメリハリが非常に効いているところにあると筆者は考える。
自身が「いける」と思った場面では烈火のごとく責め立て、点数をもぎ取りに行く。

その反面、ここは勝負する場面ではないと判断した時には、不動の山のごとく自身の手を崩すことをためらわない。

その押し引きのメリハリが強みであり、魅力である。
この戦略があったからこそ、2021-22シーズン最高スコアであり、リーグ最高スコアである105,500点を獲得できたのではないかと思う。
また、声優として大舞台を経験しているアドバンテージが、他の選手と比べて大きい事もあるだろう。

普段から大きな場面を意識して仕事をしてきたことで、注目されながらパフォーマンスをすることは慣れているはず。
Mリーグの場面でも、緊張こそするが、パフォーマンスまで下がることはないだろう。
これに関しては他の選手の中でも経験値的には最上位に位置するだろう。
もう一つの顔は声優
KONAMI麻雀格闘倶楽部の「朱きヴァルキュリア」こと伊達朱里紗選手。
彼女のもう1つの顔は声優。
彼女はなぜ声優の道を進もうと思ったのか。
それは、幼少期の母親の影響であった。
幼少時代
伊達選手本人曰く、
家にカラオケがある程、母親の影響で幼少期から歌が好きで、よく母の友人の前で森のくまさんを歌ってましたね。
国語の授業も好きで、本読みをずっと噛まずに続けられて先生に褒められて嬉しかったり等、歌うこととしゃべることが好きな小学生でした。
そんなある日、歌うこともしゃべることも出来る声優という職業があるらしいと友達に教えてもらってから、それいいな、やってみたいなという思いが芽生えました。
と語っている。
そんな歌うこともしゃべることも大好きな朱里紗少女。

大学時代
そんな彼女に転機が訪れるのは大学生の時であった。
大学進学後、将来本当はどうしたいんだろうと思っていた夏休みの時、ずっと好きだった声優の田村ゆかりさんのライブ映像を久しぶりに見直したんです。
そうしたら急に涙がポロポロ出てきて、その瞬間、親の反対なんか知らん!と上京することを決意し、大学を休学しました。
休学は2年間しかできなかったので、その間に芽が出なかったら大学に戻ると勝手に決めて、東京にある声優事務所に所属することになりました。
母親にそれだけ熱意があるなら好きにしなさいと言ってもらえて、大学は中退しました。今では母親からすごく応援してもらっています。
彼女の人生を決定づけたのは、すでに声優として活躍している「田村ゆかり」さんだった。

田村ゆかりさんはファンを大切にし、常に楽しめるように全力を尽くすイメージの声優さん。
でも、そんな努力を人前では見せないプロの声優。
そんな姿を見て、伊達選手も「こんな声優になりたい」と心に秘めたのではないかと思う。
伊達朱里紗の経歴
伊達朱里紗選手の経歴は以下のとおり。
プロフィール
- 本 名:伊達 朱里紗
- 出 身 地 :兵庫県
- 生年月日:1991年5月10日(31歳)
- 血 液 型 :B型
- 身 長:159 cm
- 職 業:声優
- 事 務 所 :81プロデュース
- プロ入会:2019年
- 所属団体:日本プロ麻雀連盟
来歴
- 中学1年生までは兵庫県、中学2年生から高校3年生の間は大阪府に住んでいた。
- 大阪市立工芸高校から立命館大学映像学部に進学。
- 昔から好きだった田村ゆかりの歌を聞いていたところ、涙がポロポロこぼれてきたため、声優を目指し、大学を休学して上京、そのまま中退。
- なお、学部の先輩には声優の大空直美がいる。
- 2013年4月1日より81プロデュースに加入する。
- 高校生の時にアニメ『咲-Saki-』を見て麻雀を始め、2014年に麻雀を題材としたアニメ『咲-Saki- 全国編』に出演したことをきっかけに麻雀に本格的に取り組むようになる。
- 親交のある小山剛志の営む渋谷オクタゴンでフリーで打ったところ、友人とのセットとは違う麻雀の奥の深さを感じ、毎日通うようになる。
- 2019年4月、日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士になったことを発表した。
- 2021年には連盟の若手女性プロ(30歳未満)を参加対象として新設された第1期桜蕾戦にて優勝を果たし、自身初となるタイトルを獲得した。
- 2021年7月、EX風林火山のオーディションに参加し、約170人中総合8位、女性では1位となる。
- 2021年7月、麻雀連盟のG2タイトルである第9期JPMLWRCベストでベスト8に残る。
- 2021年8月2日、Mリーグドラフト会議にてKONAMI麻雀格闘倶楽部から1巡目指名を受け、まだプロ3年目ながらもMリーガーとなった。
- 異名は「朱きヴァルキュリア」。
- 2021年11月18日にはMリーグ史上最高得点となる105,500点のトップを獲得した。
- 同トップにより、Mリーグ年間最高スコアのタイトルを獲得。
主な出演作品
- 咲-Saki- 全国編(上重漫)
- もっふりモフ☆モフ(モモモフ、ミミ)
- モンスターハイ こわイケガールズ(ラグーナ・ブルー)
- アイドルマスター シンデレラガールズ(難波笑美)
- Caribadix(カリーナ)
- ヲタクに恋は難しい(桃瀬成海)
- 百錬の覇王と聖約の戦乙女(ジークルーネ)
結論
伊達朱里紗選手の魅力。
それは、大舞台にも強い「ビックハート」から繰り出される、正確な判断能力。
攻めと守りのスイッチングの明確さが魅力だということが浮かび上がってきました。
また、声優としてもこれから活躍をしていくであろう逸材であるともわかりました。
二足のわらじを履く伊達朱里紗選手。
声優としての演技も、Mリーガーとしてのプレイングも楽しみな選手であることは間違いなし!
しかも、筆者の推しチームであるKONAMI麻雀格闘倶楽部の選手。
今年は他のメンバーたちと協力しながら、まずはファイナル。
そして、優勝シャーレを頭の上に掲げてほしいです!
追記
麻雀遊戯王チャンネルでご自身の経歴についてお話をしている動画を見つけました。
もし、伊達選手にご興味のある方がいらっしゃいましたら、ご覧ください。